2019.10.18
お酒と温度
& JOURNALVOICE
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この記事を書いた人
亜門お酒の仕入れ担当
黒澤 真人
利き酒よりも飲み重視!
どーも亜門のお酒仕入れ担当の黒澤です。
ぐっと冷え込んできましたね。
こんな肌寒く感じる秋の夜には、お燗につけたお酒もいいですよね。
お燗=熱燗(あつかん)という方が多いと思いますが
実は、日本酒の飲み方は「冷酒」「熱燗」だけではありません。
日本酒は温度帯によって、10種類に分けられていて
温度帯によって特徴があるのでサクッとご紹介します。
【雪冷え】ゆきびえ
5℃くらい、キンキンに冷やすことで、爽やかなノド越しを感じられます。
※ちなみに亜門の冷酒は「雪冷え」です。
【花冷え】はなびえ
10℃くらい、日本酒の味わいの特徴が良く出る温度帯と言われています。
【涼冷え】すずびえ
15℃くらい、旨味を味わいながら、フレッシュさも楽しめます。
【冷や】ひや
常温くらい温度は変えず、そのままを味わう、割と玄人向け?
【日向燗】ひなたかん
30℃くらい、ほんの少し温めることで、香りと味にふくらみが出る
【ひと肌燗】
37℃くらい、ほんのり温かさを感じる温度帯で、じんわり旨味を感じる
【ぬる燗】
40℃くらい、少し温かいと感じる温度帯で、まろやかさが味わえる
【上燗】じょうかん
45℃くらい、ふわっと湯気とともに、日本酒の香りが楽しめる
【熱燗】あつかん
50℃くらい、最も標準的なお燗の温度帯です
【飛び切り燗】とびきりかん
55℃くらい、酸味がぐっと前にくる、「生もと」や「山廃」仕込みの日本酒におすすめです。
※亜門の熱燗は基本これです。
改めて、書いてみると
本当に日本酒って面白いですね。
自分にあった日本酒の美味しい温度を知って、より美味しく、より楽しく
日本酒を堪能してみてはいかがでしょうか?