2022.06.11
DUCCAスタッフが作った極上の酒米で極上の日本酒🍶
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この記事を書いた人
DUCCA 仙台駅前スタッフ
佐藤 翔
お久しぶりです。
DUCCA仙台駅前店の店長の佐藤翔です。
最近は徐々にお客様も戻りつつあり、お客様がご来店いただけることにあらためて感謝を感じる日々を過ごしております。
さて、今回のブログの内容はタイトルにもあります通り
【DUCCAスタッフが作った極上の酒米で極上の日本酒】
をご紹介させていただきます。
ご紹介させていただくスタッフは佐藤 光樹さんです。
佐藤さんにはDUCCAのデリバリー部門「CARINA GO」で配送員として勤務していただいています。
配送員として働きながら東松島にて酒米【蔵の華】を作っています。
配送員として働いている佐藤さんは一つ一つの仕事が迅速かつ丁寧でとても良い印象です。
その丁寧な仕事で極上の酒米を作ったのだろうと思います。
酒米作りについて取材をしましたのでそちらをご紹介します。
Q.天候についてはどうでしたか?
A.今年はGW明けの田植え時期に天候が荒れず、現時点では順調です。ただ安心してはいられません。それは「みやぎ米」には、7月以降の低温と日照不足によって大冷害の被害を受けた苦い歴史があるためです。
そして登熟期の異常高温や出穂・開花時期の低温被害には抗えません。特に酒米「蔵の華」の栽培においては、登熟期の過度な高温による登熟障害によって胴割粒(米粒の内部に亀裂が入ってしまっている)が発生する割合が多くなるとされています。胴割粒は卸先の酒蔵さんで磨くことが出来なくなってしまいます。それらの対策としましては作期を遅らせたり、こまめな水管理が欠かせません。
そして秋になると日本列島に台風が迫って来る為、実りの秋を迎えて首を垂れた稲が倒されないよう、稲刈りが終わるまで天候には気を配らなければなりません。最後の最後まで天候との戦いです。
Q.苦労したこと、工夫したこと
A.これまでの苦労に関しては数え切れないほどです。工夫したことは、やると決めた “東松島の地で酒米栽培” を成功させることを中心に考え、そこに熱中する姿を周囲に伝えるようにしたことでした。
大冷害の被害を受けた後に「ひとめぼれ(冷害体制がある)」が生まれ、さらには昨今では「ひとめぼれ」の栽培が浸透した状況において、新しい品種「蔵の華」を栽培することに関して周囲の理解を得ることが一番難しかったです。
Q.どのような想いでお米作りをしましたか?
A.ずっと好きになれなかった農業、自分の大好きな日本酒の原料(酒米)であればやれると想いチャレンジ。そのチャレンジの輪がひろがり、地域振興を願って生まれた宮城の地酒です。
~kokyo~(コキョウ)を片手に “ふるさと(故郷)” を想い、語らっていただけたら嬉しいです!
水の管理や気温、天候や周囲からの理解など佐藤さん本人にもさまざまな戦いがあり、熱い思いが感じられました。
冒頭にありますkokyoのデザインの左上に飛んでいるのは酒米【蔵の華】を作っている松島の航空自衛隊松島基地が誇るブルーインパルスが描かれています。未来に羽ばたく真の地酒として大きく羽ばたいてほしいものです。
この地元愛にあふれた【~kokyo~純米大吟醸酒】が飲めるお店はDUCCA仙台駅前店と亜門国分町店の2店舗です。
ぜひ皆様にも足をお運びいただきたいと思います。
では佐藤さん!最後皆様にどうぞ!
佐藤光樹さん:宮城生まれの純米大吟醸酒kokyo、伊達なおもてなしDUCCAさんにてお飲みいただけます。酒の肴には伊達なお料理をお召し上がりください!ご出張時や東北観光にいらした際は、ぜひ一度ご来店いただきDUCCAスタッフにもてなされてください。
それではまたお会いしましょう!!
ばいばいっ!!